【そもそも論】保険って「管理」が必要なの?
お役立ち情報 / 2022.02.27
皆さま、こんにちは。
今日はそもそも論の話ですが、保険って本当に「管理」が必要なのでしょうか?
結論から言いますと、
①たくさん保険に加入している人は「管理」が必要
②ほとんど保険に加入していない人は不要
だと私は考えています。
ところで、ここでいくつかご質問です。
□ 保険会社から送られてくる封書には、全て目を通しておられますか?
□ 損害保険も生命保険も「最新の」保険証券に差し替えられていますか?
□ 保険証券を納めるファイルはいくつもに分かれていませんか?
□ 管理やメンテナンスに必要なもの以外の「余計な」書類が保管されていませんか?
□ 保険関係の書類をどこにしまってあるか家族と共有できていますか?
これら全てに「Yes!」と自信を持って答えられる方は、意外と少ないのではないでしょうか。
無理もありません。
保険種類ごとに保険会社も違えば、保険会社ごとに送られてくる書類も多く、また保険そのものに対する「難しい」イメージがあるため、普段から整理しておくことが煩わしく感じてしまうからではないでしょうか。
私ですか?
はい、私にとっては本業なので全てちゃんとできています。
(※正確に言えば、整理は全て妻がやってくれていますが笑)
では、理想的な「保険の管理」とはどのようなものでしょうか?
私の答えは、「管理」といいつつも「実際に管理ができているか?」よりも「保険で備えられる心配ごとにおいて、不安よりも安心の方が勝り、安心料というコスト面でも不満が無い状態」が保てているかどうかの方が重要だと考えています。
ですので②のようにほとんど保険に加入していない人は、簡単に保険の内容を把握できるため、ある意味もうすでに「管理」ができている状態であると言えます。
では①の人はどうすればよいでしょうか。
たくさん保険に加入している人は、管理よりも優先して行う作業の一つに「棚卸し」があります。下記のように「棚卸し」→「見直し」→「管理」のプロセスをおすすめします。
Step1「棚卸し」・・・保険証券を全て引っ張りだし、保険種類ごと、あるいはご家族ごとに分類し、すぐに目視で確認できるようにクリアファイル等に整理する。必要に応じて、一覧表にしてみる。
Step2「見直し」・・・ライフイベントの到来、ご家族の増減や加齢に伴う保障(補償)の見直し、保険料の増減に伴う保障(補償)額や保険商品の選定と加入し直しなどを行う。人に任せきりにならず、できる範囲で自分で勉強しながら信頼できる保険代理店とともにじっくり行う。
Step3「管理」 ・・・家族や会社がどの保険会社で、誰に対して、いつまで、どのような保障内容の保険を、どのくらいの掛け金で加入しているかをいつでも簡単に確認できる状態にしておくこと。スマホアプリや管理のための一覧表などで俯瞰できるようにしておけるとなお良い。
そして最後にもう一つ。
私が考える究極の保険管理は「相談窓口が一つであること」だと考えています。
事故や病気で困ったとき、まず第一に誰に相談するか?
そのようにいつでも相談できる人や代理店とお付き合いしておくことをおすすめします。
また、保険は損害保険や生命保険に限らず、長期にわたって掛けるものですので、なるべく担当者や会社が変わらない方が望ましいと考えられます。なぜなら、保険代理店は家族の次に、そのご家族のことや生活状況、経済状況を知り得る存在だからです。
安心コンサルでも、家族の次に頼れる相談者としてプロの保険代理店として成長できるよう、事務スタッフ、営業担当者ともに常にそうなれるよう努めてまいります。(加賀山望)